通年の事業とします

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2008年09月02日 00:50


 静岡県では、動物愛護管理推進計画を定め飼い主のいない猫が生まれる悪循環を絶つ施策を導入し協議を重ねています。

 しかし、浜松市では平成19年度よりモデル地区での飼い主のいない猫との共生を啓発する為に実施していた不妊手術費用が縮小されました。

 成果をあげてきた事業だけに、不妊手術をしようとする住民に負担がかかるどころか、飼い主のいない猫による被害に困る住民が増えるおそれがあります。

 また、公共施設内(公園、市営住宅など)での捨て猫や餌やリは後を絶っておらず、それどころか市営住宅入居者が可愛そうに思い拾った猫や餌を与えた猫が繁殖し、生活衛生環境の悪化の一途をたどっているケースや多頭飼育による被害、捨てられた猫を拾った子どもなどの心が傷ついているケースが多くみられます。

 これらのことから、行政だけに頼るのではなく、市民の力で「避妊・去勢手術の事業」を継続させていきたいと考え、昨年「猫基金」事業を発足しました。 

前年度基金総額は617,029円 でした。

相談やお問い合わせも多く、飼い主のいない猫が生まれる悪循環を絶つためにも不妊手術を後押しする事業の必要性を非常に感じ通年の事業として継続する運びとなりました。

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